あなたの腸について■自分の腸についてどのくらご存知でしょうか?●小腸、と大腸があり飲食物を消化、吸収をする・・・ ●水分をとりすぎると調子を崩して下痢ぎみになる・・・ ●大腸がんになる・・・ 健康な時のほとんどの方のイメージは上記のような事でしょう ■腸の働き 腸の働きが解明され始めたのはつい最近のことで 人の健康状態のカギを握っているのは腸であるとも言われています ●消化・吸収はもちろん解毒や免疫、造血・排泄 ●女性ホルモンやビタミンB群、酵素などの合成 ●糖・たんぱく質・脂肪などのバランスをとる代謝機能 近年解明された事もあり腸が上記のような働きをしていることを はじめて知る方もいらっしゃると思います 上記のような他の臓器の代行をしていることから 「腸の二重臓器説」と言われています 健康状態を崩す原因とは腸の機能が狂い他の臓器に負担をかける事 とも言えるのです ■腸内環境では 腸内微生物が百種以上、百兆以上あると言われ1kg〜1.5kgです その腸内微生物は有用菌、有害菌と日和見菌(多い方につく性質)に分けれます 例えば健康な方の腸は、ビフィズス菌などの有用菌が優勢で便も悪臭が少なく 病気の方の腸は、ウエルシュ菌や病原性大腸菌等の有害菌が優勢で便も悪臭が強いのです 有害菌の繁殖は腸内を腐敗させます 当然、便は強烈な悪臭を発し、これらの悪臭成分には 硫化水素、アンモニア、インドール、ニトロソアミン等があり 肝臓を傷めたり、発ガン物質となったりします これらの毒素が血液を汚し、生活習慣病の元凶となっているのです 長寿で有名なコーカサスや、昭和30年前後までの山梨県棡原村の長寿者たちの便は臭くなかったそうです 腸内環境からみると長寿、健康の条件は、有用菌が有害菌より多い状態ともいえるのです 有用菌は ●病原体の繁殖を防ぐ ●有害菌の増殖を抑える ●ビタミンの生成 ●有害物質(発ガン物質)などの分解 ●免疫力の強化 ●消化吸収の補助 ●便通を整える ●腸のらせん運動を促す ●生活習慣病の予防 ●体調、体質を整え老化防止 有害菌は ●有害ガス(インドール、硫化水素、、フェノール、アンモニア等)の生成 ●発ガン物質(ニトロアソミン)の生成 ●細菌毒素の生成 これらの有害物質を腸から血液に吸収、体の各機能低下させ老化やガン、生活習慣病などの原因を作り出し病気の進行を促すのです |